2016年2月1日 オムロンの補足SM参加

 

21915分より決算説明会補足のSMに参加した。会社側は、IR担当の安藤常務、奥村部長など。会社側補足説明は10分程度、あとは質疑や議論。

 

冒頭、安藤氏より、下方修正に至る背景説明があり、3Q決算は想定線だったが、4Qをレビューした結果、IABなどが厳しいことが判明、マクロ景気など外部環境もふまえ下方修正した。ただ、足元は上向きもあり、来期にむけて頑張るとのコメント。

 

IAB地域別トレンド

 

 奥村氏からは、IABの地域別の月次トレンドを、グラフで示しながら解説。全体は、10月、11月、12月とほぼフラット、やや弱めか。日本は、10月を底に回復、クルマが堅調、SPE弱い。米はオイルガスが不振、半減に近そう。昨年は米での構成比40%あったのが20%に下がった印象。M&Aの会社も貢献。欧州は横這い。東南アジアも横這いで、韓国インドは堅調、タイが弱い。中華圏は10月国慶節で下がるが戻りが例年より弱そう。クルマやデジタルなど注力4業種は好調、伝統産業は不振。

 

 質疑では、下方修正の背景、特にBLIAB動向など。3Qは、正確には売上はやや弱く、OPがインライン。経費節減もあった。下方修正はBLで、ソーラーは想定線。M&Aの効果は下期で50億円程度。

 

BLは早期に対応が奏功、来期黒字へ

 

 BLに関しては、前期490億円から今回30%減の350億円程度へ。赤字だが、今回は、前回の下方修正時点で対策を練り、固定費削減に努めていたので赤字拡大を抑えられた。ソーラーは前回と不変で黒字維持。BLは、売上が来期横這い圏であれば黒字になるべく改革済み。