大学組織は社会実装には不向き

専門職大学院ではあるが、大学という組織に7年いて、つくづく大学組織が社会実装に不向きだと理解した。大学では、教育と研究が最優先され、それ以外は会議などの運営というマネジメントがある。

外部の講演(謝金を貰う場合)や有識者会議や委員会は、兼職届を出す必要があり、業務とはみなされいない。月の上限時間がある。このため、半導体でいえば、LSTCなどに属している教授は、多くの手続きと時間その他の制限があるはずだ。本人が半導体業界のために貢献したいとフルに頑張りたいと志があっても、相当なご苦労があるだろう。