コロナ禍失策は日本の負けパタ―ンか

年明け、感染拡大が止まらず、ついに医療崩壊が始まっている。この1年間の日本のコロナ禍対応を見ると、日本の太平洋戦争を想起してしまう。

 第一波での、緊急事態宣言と、その後の収束状況は、世界的にも、まずまず健闘していたのではないだろうか。太平洋戦争では、1942年夏までミッドウェー海戦までの、状況か。

 しかし、当時から、秋冬の感染は厳しくなると、多くの専門家が指摘していたのに、無策であった上、それまでの総括もなく、ファクターX、特に日本人の優秀さなどが指摘されたが、「神国日本、神風が吹く」といった話を思い出す。

 しかも、その後、GOTOキャンペーンを実施し、チグハグ感、このあたりは、陸軍と海軍の、連携不足、その後の第二波では、医療対応も逐次投入であり、ガダルカナルの戦いのようだ。

 そして、第三波がやってくるが、周囲にも徐々に感染者や死者も増え、サイパン玉砕後、1944年あたりからのB29による大空襲のようだ。