OKI決算~森新社長デビュー

 決算説明会が、投資家アナリスト&マスコミ合同で、511日ハイブリッドで開催、オンラインで参加した。会場のリアル参加者も多かったようだ。ハイブリッドだが映像音声問題無く、運営は良好。新社長COOの森氏がデビュー、星CFOが決算説明。中計2022は厳しく見直し。質疑は部材不足対応が多い。森氏がプリンター出身であり、プリンターでのリコーとの提携進捗があったが、特にコメントなし。

 決算は、2021年度の売上36503521億円、OP9059億円、背景は、SSセグメントで部材調達影響もあり、不調、C&Pセグメントは部材不足あるがFA半導体向けで打ち返し。全社で部材不足のOP影響は83億円。

 

 2022年度は売上4250億円、OP90億円、サプライチェーン影響120億円あるが、前年からの延伸、固定費圧縮もあり増益計画。為替は115/ドル。会社側は、「厳しい1年になる」とコメント、中計2022の進捗に関し、コロナ長期化、サプライチェーン問題の常態化で達成困難、「成長への土台作り仕上げの年からサプライチェーン影響等の対策強化と成長への土台作り継続」等、とした。