RapidusとLTSC誕生

 ついに、待望のビオンド2nmファウンドリ会社と、日本版NSTCの創立が、11日に、正式に発表された。これで、経産省が進める半導体デジタル産業戦略検討会議での、半導体政策のうち、Step2が大きく前進する。次世代半導体の新会社「ラピダス」、27年に国内で量産へ: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

これは、次世代のビオンド2nmTAT量産体制の実現に向け、日本版NSTCR&DプラットフォームであるLTSC(Leading-edge Semiconductor Technology Center)と、量産拠点としてのRapidus社の両輪、二刀流で臨む。具体的には、LTSCは、国内の大学や理研、産総研、企業だけでなく、海外の米NSTCIBMAlbanyや欧IMECなどと連携するオープンな開発プラットフォームである。Rapidus社は、8月に設立、将来、ユーザーともなりうる、NTTやトヨタ、ソニー、NEC、キオクシア、デンソー、ソフトバンク、三菱UFJ銀行から70億円強の出資を受けた。