NANDビジネスモデルの新たな兆候~WD講演での価格弾性と4技術

 NANDが、サムスンでさえ赤字という不況の中で、ビジネスモデルの新な兆候が始まるかもしれない。NAND等フラッシュメモリ関係のシンポジウム(FMS: Flash Memory Summit)」が202387日~10日にシリコンバレーSCCCで開催された。キオクシア、SKWDが次世代NANDを発表した。

【福田昭のセミコン業界最前線】Western Digitalが明らかにする3D NANDフラッシュの「不都合な真実」 - PC Watch (impress.co.jp)

 

価格弾性効果についての言及が興味深く,これこそがビジネスモデルだ。ASPが低下により新需要が生まれ、メモリの売上げが伸び、そこから開発や量産などの投資、技術開発によりコストが下がる。90年代に小生が書いたレポートでは、値段が半値ならビット需要が4倍であった。