メモリセントリックを考える

 半導体技術トレンドは、More than MooreAI、非ノイマンなどの半生記ぶりの大きな変化が起こっているが、その中で、メモリセントリック化もある。経産省の半導体デジタル戦略でも紹介されている。そこでは、「AIの利活用化に伴うCPUの処理容量とDRAM容量の乖離からCPUに頼らない共用メモリプールが求められている」「メモリ中心にCPUFPGA等がぶら下がり、共有メモリを参照する構造の場合、CPU毎のメモリ参照が不要になり、結果、情報処理が効率的に」とあり、これが、メモリセントリックのアーキテクチャのようだ。これは、データセンタだけでなく、あらゆるアプリケーションになる可能性を指摘している。