キオクシアとWD統合へ

 日経新聞の1014日紙面で、キオクシアがWD半導体部門と統合へ最終調整と報じている。月内の基本合意を目指しているようだ。SKハイニクスの反発、独禁法での中国承認など、流動的な面もあるとしている。持株会社を設立し、その下にキオクシアとWD半導体メモリ部門が入り、企業価値ベースでの比率が63%vs37%、キオクシア早坂氏が新社長、取締役会も過半という。3メガバンクとDBJ1.51.9兆円程度の融資検討。登記上本社は米、本社所在地は日本だが、米ナスダック上場、東証への上場も目指すとしている。キオクシア、WD半導体部門と統合で最終調整 日米再編 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

翌日報道では、背景を15日報道で解説している。キオクシア、迫られた再編 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 過去にも日経その他では報道されているが、より、煮詰まった印象だが、まだアドバルーンの段階かもしれない。これに関連するが、シーゲート、WD、東芝がメインのHDD業界の再編にも多少影響するかもしれない。従来から、半デジ会議の公開資料でもメモリでは日米連携とあり、既定路線だろう。