日本の競争力劣化の深因は大学だ

以前から、「日本人は、大学入学までは、海外より優秀で、卒業の頃には、海外に逆転される」というのが、コンセンサスとなっている。大学では、スポーツも含め、青春を謳歌し、友情を育み、広く教養をつけ、会社で鍛えてもらえばいいというモデルである。つまり、過去も今も、大学での勉学は役に立たないがコンセンサスである。その前提で、大学、学部によっては、教員や事務職員も、学生と共に、青春を謳歌している。