信越のQST基板は縦GaNの切り札か

OKI WORLD2023111617日にウェスチンホテル東京で開催され、EMS事業についてのカンファレンス「経営重心による“ジャパンストライクゾーン”とEMSの目指す姿」(若林と西村事業部長、鈴木CFB開発部長とのクロストーク)で参加した。今回、多くの興味深い展示やカンファレンスがあったが、中でも、先日発表され、直後にOKIの株価がストップ高となった信越QSTでの提携に関するものは大いに注目される。OKI、一時ストップ高 信越化学と半導体素材開発を好感 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

このコンファレンスは「GaNデバイスの真の社会実装に向けたQST×CFBによる新技術 GaN機能層を剥離し、異種材料基板への接合~」で、信越側の責任者の山田雅人理事とOKICFB開発部チームマネージャー谷川氏との対談である。その後、展示物を見ながら、山田氏とも改めて討議したが、確かに株価がストップ高になるだけのことはあり、縦型GaN実用化の切り札となる可能性を感じた。9月上旬の「セミコン台湾」でも大いに注目されている。

 

OKIと信越化学GaN新製法、セミコン台湾で詳細を発表 | 日経クロステック(xTECH (nikkei.com)