RapidusのリスクとJOLEDやエルピーダのリスク

 一昨年来、Rapidusのリスクについて多くの識者に詰められる。Rapidusは応援しているし、半デジ会議も含め、政策や戦略などの提言は、ある程度は参考にして頂いているが役員でも株主でもなく、何の権限もない。しかし、経産省やRapidusトップに言えない文句が何故かこちらに来る。それが役目で、間違った誤解による指摘は修正し、正しい指摘は伝え、議論もするというスタンスだ。Rapidusを応援するのは、幻想により、国民を騙しているとまで言われたが、株式市場や債券、年金制度も幻想の中でのネズミ講であり、ただ、その仕組みこそが、シリコンバレーであり、イノベーションを起こしてきた。