LSTCの在り形とNEDOプロジェクト

 半導体政策について、従前からの懸念はLSTCの在り形である。その対象は半導体の様々な技術であるが、研究というより開発であり、ストークスの4象限では、IMECDARPA、フラウンホーファー研究機構と同様、実用化と探索の両方を担うパスツール象限の重心を置くべきだと主張してきた。また、LSTCRapidusのためだけの存在ではなく、広く、メモリやパワー半導体もあるだろうがし、まず今は、欧米が喫緊の課題として期待している先端ロジックが優先だろう。これは、政府も同様の認識だろう。