文化常識のサイクル

令和になって、一層、コンプラだのガバナンスだのESGだのと重苦しく、反って心理的安全性が無くなり、ネット社会が捌け口となっているようだ。その中で、「不適切にもほどがある」という、クドカンと阿部サダヲのドラマが話題になってるようだ。金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』|TBSテレビ

 確かに、昭和から令和、この40年で社会通念は全く変わってしまった。昭和の常識や価値観は、今の非常識である。昭和といっても、昭和40年代の学生運動や万博の頃までは、まだ日本らしい価値観があったが、それを機に変ったし、そもそも、戦前と戦後で価値観は一変した。昭和20年を境に鬼畜米英が親米となった。すなわち、昭和の社会通念も3回位はかわっており、長くて40年、おそらく20年くらいであろう。過去を振り返ると、こうした、常識や社会通念や文化は、内側からとうよりは、政治や外圧、ルールや規制変更で儲けるコンサルや団体やNPO法人などによって変わる。