環太平洋に中国脅威

今後、世界で人口ボーナス効果が大きいのは、アフリカ以外ではインド、インドネシア、フィリピンなどである。同時に、これらの国は、環太平洋圏であり、国家安全保障上、サプライチェーンの上で、重要である。

 

ところが、アジア太平洋諸国のデジタルインフラを考える場合に、4G/5G基地局の設置では、Huaweiなどの中国系メーカーのシェアが高い。米が安全保障上の懸念から中国排除にも関わらず、アジアアセアン、ではコスト面から官民連携するケースが相次ぐ(インドネシアはHuawei、タイはZTEHuaweiなど)。ここから、DCや防災無線等席巻されるリスクがある。