30日 9月 2018
ここのところ、連日のように、米中貿易戦争のネガティブ影響を強調する記事が出ており、それを、トランプ大統領の愚かさのせいだとする論調が多い。さすがに、米大統領とは、直接会ったことは無いので、彼が多くのメディア等が指摘するように、馬鹿かどうかは分からない。 米の対中警戒は以前から〜CFIUSとPCAST...
25日 9月 2018
シェアリングエコノミーが喧伝されているが、そこでは、所有と利用という軸だけでなく、供給者と消費者という軸も考慮し、2軸で考察する必要があるだろう。...
24日 9月 2018
「リーダーシップ」は、アカデミック、ビジネスを問わず、また、経営に限らず、古来、歴史的なテーマである。リーダーシップの定義は多様であり、リーダーの数だけ、学者の数だけあるだろう。その中では、Kotterの「リーダーシップ論」が、代表的かつ実践的であろう。ここでは、リーダーシップとマネジメントと差が示され、具体的なノウハウも記されている。...
23日 9月 2018
アナリストであれ、社会科学系アカデミックであれ、ジャーナリストであれ、企業や産業などを対象に、論文やレポート、記事を執筆する際に、有力な手法は、アンケートや取材である。そこで、こうした手段を、論文やレポート等に纏める場合に、どう使い分けするかを考えたい。 社会科学・経営学とアンケート...
23日 9月 2018
9月20日13時より開催された川崎の㈱富士通研究所の説明・見学会に参加した。マスコミも合同で、多数参加。13時過ぎから、佐々木社長がR&D戦略についてプレゼン質疑、その後、佐川常務が2件の新規テーマ発表、その後、プレゼン会場を出て、14時過ぎから16時まで展示見学という例年のパターンであり、15時過ぎまで展示ブースで質疑。川崎工場80周年、研究所創立50周年ということもあり、歴史的背景が説明され、その中で「信頼と創造」は同じだが、これまでの「Reliability and Creativity」から、「Trust and Co-creation」へと変わったが、これが、データ社会とオープンイノベーションの状況を端的に表しているだろう。 佐々木社長プレゼン 佐々木社長のプレゼンは、昨年度までとやや変わって、富士通グループの中計目標への貢献もあるが、より歴史的な背景の中で、「Reliability and Creativity」から、「Trust and Co-creation」への変化、その時代背景などが強調されたように感じた。データ経済の中での、Trustの重要性は、その通りだし、共創事例も、顧客とはSIEMENS、サンカルロス病院、商船三井、オープンイノベーションでは、京大、トロント大、三菱地所・ソフトバンク・東大との事例が紹介された。 他方で、R&D戦略や業績的な話題は少なかった。 佐川常務「信頼されるデータ社会を目指して」 新発表として、分散したデータ社会のTrustを実現する「チェーンドリネージュ(Chained Lineage)」と、「分散ストレージ上で大量データを高速処理する基盤技術」が紹介された。展示ブースでも、デモがあった。 DATAは21世紀のオイルであり、その活用が鍵だが、「チェーンドリネージュ」では、データの品質や個人データ利用の同意が必要であり、そのデータの来歴を、ブロックチェーン技術を利用、Hash値を見ることで、明らかにする。個人データ同意が、どの位集まっているかの途中経過なども分かる。 データZB時代のデータ量そのもののTrustは? プレゼン後の質疑はなく、中身について、展示ブースで確認できるが、プレゼン資料の「2025年のデータ量が163ZB」という、有名なIDCのデータのTrustはどうなのだろうか。IDCでは、「国際的なデジタルデータの量は倍々で飛躍的に増大、2011年の約1.8ゼタバイトから2020年に約40ZBに達する」というが、163ZB=163・億TBゆえ、人口70億人として、一人当たり、2TBとなり、少なすぎ、違和感があろう。 展示は16テーマ 展示は、昨年14テーマから再び16テーマとなった。当日、新発表の2件はデータマネジメント、1件はコンピューティング(デジタルアニーラ)、AI応用3件、5Gが2件、センスコンピューティング1件、SEクラウド2件、セキュリティ2件、材料デバイス2件、デジタル共創が2件だった。
17日 9月 2018
経営において、組織構造は永遠の重要なテーマである。これまで、経営学などにおいて、組織構造は、せいぜい、ピラミッド型(ヒエラルキー)かフラット型(ホラクラシー)、あるいは、マトリックス型などしか示されてこなかった。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO35198940Q8A910C1TJ1000/...
16日 9月 2018
パイオニアが投資ファンドのベアリング傘下へ...
16日 9月 2018
アップルは、12日(米時間)、新型iPhoneを発表した。LCDのXRと、OLEDのXSとXSMAXである。ハードのスペックは各紙など推定線で、その進化も驚くほどではないが、True Tone等、撮影等はAI応用で、使い勝手が良くなっている。電池容量など不明な点もあり、推定もある。...
15日 9月 2018
ルネサスが米IDT社を7330億円で買収することを正式発表した。既に、8月31日の日経報道の後、何度か、報じられ、驚きはない。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34864210R30C18A8TJ1000/ 内容的も、会社等からのリークであろうし、概ね報道通りだが、市場で懸念があった増資が無かったのはプラスだろう。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO34816140R30C18A8MM8000/ 。...
11日 9月 2018
富士通(および加賀電子)は、富士通の半導体部門を統括する富士通セミコンダクター(FSL)が、販売子会社である富士通エレクトロニクス(FEI)の株式70%を加賀電子に、2019年1月メドに譲渡することを決めた。残る30%も2021年内に譲渡する方針のようだ。...