30日の業績発表を前に、下方修正、上期のOPは100億円黒字→赤字260億円、1Qは液晶が137億円の赤字、上期は500億円近い赤字になる模様。上期のNPはNAから840億円の赤字。通期は、OP800→100億円、NPはNAのままである。なお、上期には、パネルの在庫評価損や工場稼働損は織り込まれていない可能性が大きい。
上期は既に、日経など報道でOP-300億円とあったので違和感がないどころか、ここまでは、FCFの動向から、最初から解っていたような話である。NP-840億円ゆえ、3月末にDESで注入して純資産が2400億円になったが既に再び1500億円くらいにへっている。もともと、通期のNPは未定で、リストラ費用で赤字1000億円という話はあったが、これが、-2000億円を超える可能性があり、さらに追加減損などがあれば、再び債務超過の危機へ。しかし、今回はメインバンクもあまり支援しない可能性が高い。