2015年12月27日 セミコンジャパンを見て

 

 Xマスを過ぎて鮮度が落ちているが、セミコンジャパン2015が東京ビッグサイトで開催され16日に行ってきたので印象を記す。

 

報道によれば出展700(1700コマ)6.5万人の来場を見込んでいたようだが、まばらとは言わないが、多くはなかった。国際ロボット展が450社弱、1800ブースというので、それなりだが、多くのブースで社員が暇を持て余していた。会場は、前工程と後工程に分かれていたが、前工程は、実機の展示は一部で、新製品よりも、中古・サービス関係が多く、おとなしい印象。一方、後工程は、ディスコ等で実機の展示もあり、ブースも広く賑やかだった。これは、現在は、前工程は一部光明が見えてきたが、当時は真っ暗であり、逆に、後工程は、当時まだ堅調だったからであろう。

 

全体的に、装置メーカーのブースが小さくなり、素材メーカーはさらに小さくなったが、IOTということで、部品も含めデバイスメーカーの展示や、大学・高専など学校関係、地方自治体、各国の小さいブースが増えていた。装置より、センサー系の半導体や電子部品、MEMSの中堅のブースに面白いものがあった。