2016年7月30日 キヤノンの上期決算(7月26日実施)とトッキ

 

上期の説明会が26日に東証であり参加。プレゼンは、いつものように田中CFO。いつもながら、説明が長く、質疑の時間が殆どない上、アナリストの質問がOA機器とカメラの数字の確認や短期の動向が多く、中期で重要な新規分野のトッキ、監視カメラ、TMSCの話が聴けないのは残念だ。

 

本業が厳しい

 

 上期は厳しく、売上1.66兆円、OP1086億円、NP814億円、2Qだけでは売上860億円、OP686億円、NP534億円、12%減収OP35%減、新規のネットワークカメラ、トッキは大幅増だが、円高もあり、LBP、カメラが減収減益。産機は、トッキや監視カメラが好調でy/yで倍増。

 

為替前提を110105/$125115/€に変更(1円円高の下期影響は$26億円、€15億円)し、年間の業績予想を売上3.63.52兆円、OP30002650億円、NP20001800億円に下方修正。セグメント別では、オフィスOP23402120億円、イメージング15001400億円、産機9070億円。OA機器では、消耗品の市中在庫がサードパーティーの値下げや在庫増が影響、厳しそうだ。

 

産機の中で期待のトッキ

 

産機その他セグメントは、上期2260億円だが、うち産機は25%565億円、ネットワークカメラも25%565億円、通期では、52205290億円で、それぞれ25%ゆえ、産機1320億円(y/y70%)、ネットワークカメラ1320億円(40%)

 

トッキの有機蒸着機の生産キャパは、従来の3台から10台規模に増やしており、検収タイミング次第だが、中期で売上は1000億円規模の可能性もあろう。