2016年9月8日 iPhone7発表

 

日本時間98日午前2時にアップルの発表イベントがあった。直前に、多くのメディアでも指摘されていた通りであり、スイカ機能や、デュアルカメラ搭載、防水機能、イヤホンジャック無し、などが注目点であろう。期待していた無線給電は無かった。注目すべき点に絞って考えたい。事前予想と差を示す。http://www.circle-cross.com/2016/09/08/201697-次世代iphoneの筐体を大胆に予想する/

 

台数は人気出るが生産など難でサプライチェーン混乱か 

 

さっそく、台数の予想数字が各証券会社やアナリストから出ているが、部品不足から7100-7200万台との数字だったものが、防水対策での組立の難しさから、6800万台との見方もでている。スイカ機能は日本では歓迎され、直前にサムスンのギャラクシーノート7電池の爆発によるリコールの影響で、シェアを奪い、引き合いは強いかもしれない。部品のサプライチェーンは、モノによっては、混乱しそうである。ストレージやカメラ等はコンセンサス通りであり、引き継ぎ堅調だろう。

 

無線給電

 

 無線給電が無かった点は、①筐体がまだ金属かつ防水対応である、②Qコムの新技術、③全固体電池の進化の可能性、との関連ではないかと推測する。

 

2017年に注目

 

 ガラス筐体、フレキ筐体の可能性、折り畳み式、さらに、有機EL、無線給電など、見た目にも影響が大きい技術の導入は2017年になった。それを予測する上で、「サプライズなし」の「7」にも、その前兆となるいろいろな試みがあるだろう。