11日18時から決算テレコンに参加、質問もした。18時半からの予定だが質疑が多く19時近くまで。説明は、鈴木IR室長と経営企画の梅田執行役員により10分強、質疑が30分以上。
16時半〜17時半の東芝説明会がやや延び、17時45分頃に、質疑を早めに出てタクシーを飛ばしたが途中で18時前になったので、タクシーを止め、タクシー内で、ノートPCを開き、座席の横に置いて、テレコン参加でメモが取り難い(もちろんタクシーメーターを止めなかったので通常の数倍の数千円)が何とか質問できてよかった。
しかし、今回は1Q(7〜9月)ということもあるのかもしれないが、概況説明もあっさりしており、質疑も明快な回答は少なかった。
経営環境概況
経営環境に関しては、OLED投資動向は大きな変化もないが、やや不透明とコメント、大型TVは、一段落していたが、補助金により活発化。OLEDもLCDも多少前後あるが、8月の決算説明会で示した基調は変わらず、業績の達成度合いは高まったとした。
1Q業績動向
1Q業績は、受注500億円、売上501億円、OP64億円、NP51億円、y/y減収だが増益、Q/Qでも増、粗利は29%弱、Opm13%弱と改善、MIXが改善、2012年度以降では最高水準。
業績計画では、上期の受注930億円、売上1010億円、OP105億円ゆえ、差引2Qが受注430億円、売上510億円、OP41億円と、q/qで減収減益、特にOpm8%と4ポイントも悪化になる。これについては、慎重だという可能性もあるが、今後の開発要素が多いものが売上の中心になるとした。
1Q受注500億円の中で、FPDは227億円、OLED関連は半分の120億円前後、これが蒸着機1台分かCVD等も含め複数の合計かは不明。
OLED投資
昨年度3Q(10〜12月)はFPD受注408億円でOLED関連100億円、4Q(1~3月)がFPD212億円で、OLED関連120億円、1Q(4〜6月)が227億円でOLED関連120億円である。今期の計画では年間FPD727億円で350〜400億円だとすると、差引2Q〜4Qで、FPD500億円、OLED関連230〜280億円となる。