2017年2月5日 オムロンの3Q説明会(1月31日実施)

 

オムロン3Q説明会(131)HPで視聴した。決算集中日で、参加できなかったが、HPで質疑も含め確認できるので、助かる。ただ、プレゼン者の鈴木CFO退任など大幅な役員人事異動も含め、視聴した後に、出席しなかったことを後悔した。万難を排してリアルタイムで現場にいるべきだった。

 

業績は期初計画を上回る

 

2016年度通期は売上76507800億円、OP550640億円、NP400440億円。OPは期初計画の630億円をも上回った。前回から90億円の上方修正だが、半分は為替前提変更(4Q110/$120/)、残り半分はGP率改善。セグメント別では、IAB64億円の上方修正であり、全体の大半を占める。景況感も前回比で、IABAECが改善。

 

弛まぬポートフォリオ転換

 

会社側も指摘しているが、まさに、ポートフォリオがFAやクルマ、ヘルスケアなど成長領域のど真ん中であり、北米のトランプ政策も、FAという意味では、プラスだろう。

 

役員人事

 

今回は、上方修正に加え、重要なのは、質疑も出たが人事である。

 

センサーゆえに感度が高い

オムロンは、センサーメーカー故に感度が高く、ガバナンスに最も熱心な会社の一つである。