2017年2月5日 シャープの3Q決算動向(2月3日)

 

23日に3Q決算発表。野村CFOがプレゼン。

 

3Qは最終黒字、液晶も黒字達成

 

3Q実績は売上5715億円、OP189億円、NP42億円と最終黒字となった。ディスプレイは、一気に110億円の黒字化。内訳は、大型トントン、中小型とTV50億円ずつ、と何れも黒字へ。

 

減損計上にも関わらず通期上方修正

 

通期予想を上方修正、売上高22.05兆円、OP257373億円、NP赤字418→赤字-372億円。OP外で田辺の遊休資産や三原工場の減損63億円計上。なお。下期為替前提102110/$111114/€。3Q累計では最終赤字4億円であり、4Qが引き続きパネル市況が好調であり、年間黒字もありえよう。

 

構造改革から競争力強化へ

 

今後は、野村CFOによれば、構造改革から競争力強化へシフト。技術への積極投資やグローバルでのブランド強化、新規事業の加速などに取り組む。

 

2019年からが真価を問われる