2017年3月11日 東芝を巡る幾つかの報道WHやメモリ等

 

東芝について、WHのチャプター11も視野においた売却の方向性が有力になっているようだ。売却先としては、韓国企業もあるという。チャプター11については、米側では反対意見もあるようで、政治問題化しているが、麻生副総理の前向きな発言が出ている。また、世耕大臣も、慎重な姿勢ながら、理解は示しているようでもあり、米側と調整を始めるようだ。

 

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ09I8F_Z00C17A3MM8000/?n_cid=SPTMG002

 

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ10H6J_Q7A310C1MM0000/?n_cid=SPTMG002

 

少なくとも、WHの売却に向け進めているのは間違いなく、従来から、指摘しているように、民間レベルでの対応を超えており、エネルギーや企業会計問題だけでなく、2018年の日米原子力協定も含め、外交、国家安全保証にも影響、WH売却には、エクソンフロリオ条項も関係する。損失額の追加が、ロイター31日など一部報道があったように、3000億円弱で留まるなら、正しい方向性だろう。

 

http://jp.reuters.com/article/toshiba-wh-chapter-idJPKBN1684O4

 

半導体メモリについては、TSMCが日増しに有力になっているような印象で、シャープにおける鴻海のような存在だが、DRAMをどうするか、トップをどうするかが鍵だろう。