ニコンの1Q決算説明会(8月3日)参加〜次の100年の方向性はモノからコトへ

 

83日に1Q決算説明会が開催され、参加、質問した。牛田CEO、岡CFO以下、萩原、御給、村松の各氏とほぼ全幹部出席。CFOが説明、質疑は各幹部も対応だが、牛田CEOが積極的に発言。

 

この725年に100周年を迎えたニコンにとって、今回の1Q説明会は、100年目の初めての説明会であり、次の100年に向けての展開、方向性を示すものでもあった。上期の業績上方修正もあるが、それ以上に、IFRSと日本基準との比較開示や、ポートフォリオ・ROIC経営の考え方、さらに、新しいニコンの方向性のヒントもあり、重要かつ有益な説明会であった。

 

業績は来期に向けて堅調

 

 業績1Qは、売上1703億円、OP124億円、NP89億円、上期のみ売上32803310億円、OP110170億円、NP3060億円、年間は売上7000億円、OP450億円、NP340億円はセグメント内も含め不変。

 

 上期のOP60億円の上方修正はセグメント別に、精機が20億円、映像30億円だが、インスツルメンツは逆に10億円下方修正、これが1Qの計画対比と同傾向。

SPEは黒字定着、収益改善を最優先、FPDはキャパ増が効く

 

モノからコトへ、ソリューションへ〜「ニコンインサイド」 

 

ポートフォリオとROIC

 

経営重心とポートフォリオ・ROIC経営

 

 

次の100年の向けた組織の再設計を