新電元の上期決算とクルマ向けデバイス事業

 

去る1110日の決算説明会及び事業説明会には参加できなかったが、その後、IRにフォローしたので報告する。説明会では、鈴木社長による業績説明と、後半で執行役員・電子デバイス事業本部長の西智昭氏による「車載市場における半導体製品戦略」説明。

 

業績はデバイス、電装が上ブレ、新エネルギーは厳しい

 

業績は、1Q時点で大きく上ブレ、上方修正されたが、更に、上方修正となった。期初から1Qそして2Qの通期業績計画を見ると、売上895912910億円、OP325865億円だ。セグメント別では、1Q時点では、デバイス、電装、両方だったが、今回は、電装が大きい。デバイスも好調だが、キャパ不足。また、新エネルギーは、大きく下方修正、黒字1億円→赤字2億円→赤字9億円となった。

 

デバイスはクルマや産機が不足