東芝の歴代トップの気質と経営重心

 

東芝の歴代トップの名前を経営重心の図の事業の上に並べてみた(赤は文系、黒は理系)。経営重心の一つの前提・仮説として、経営者であれ技術者であれ、ある事業に傾注し慣れてくると、その事業特性に適応する中で、気質も変わってくるというものだ。もともと、のんびり屋で大らかでも、短期の市況変動が激しく、数円のコストが重要なメモリ事業を続けていると、短期なリスクテーカーになるし、原子力など長期サイクルで、計画を立てる事業なら、リスク回避、じっくり型の性格になり勝ちだろう。