明けましておめでとうございます

新年です

 

謹 賀 新 年                2019年元旦

 

東京理科大学大学院教授としての勤務も2年目になりました。昨年4月からは、経営研究科技術経営(MOT)専攻の主任となり、経営的業務も増えまして、日曜以外は、ほぼ、神楽坂4Fの研究室に居ります。大学の仕組みも分かってきて、企業と大きく異なる世界に、驚きつつ、楽しんでおりますが、非常に大変です。

 

No Sideアナリスト教授として、会社説明会や企業訪問など現場INPUTに拘り、「中期・中立・中辛」の立場で、社会に向け、発信し、アカデミックとビジネス、技術と経営、実業と虚業の3種融合で、神楽坂をイノベーションの場にします。

 

経営重心®は、縦軸を数量流動性、横軸を時間流動性として、より普遍化して再定義、サービスや金融にも適用、経営重心3.0まで発展させました。また、売上高R&D費について、成長率、収益率、割引率との関係を恒等漸化式として表現を試みました。ハイテク業界では、東芝問題はようやく卒業、他方、デバイス市況は下降局面に入りました。GAFA等へのプラットフォーマー規制、年末には、ファーウェイ関係で米中摩擦激化です。

 

Input(説明会、テレコン、スモール、MOT紹介、会食懇談等の合計)は、約250回と減りました(うち工場研究所見学2)。引き続き、説明会に参加、No Sideと中期視点での本質的な議論に心掛けます。IR始め関係者に深く感謝致します。

 

Outputでは、ブログは年間230件、累計は4年で1200件突破、MOTケースにもなり、視点を広げ、深堀もできたと自負しております。雑誌新聞等の寄稿引用14件、TV出演4回の他、113日に理科大MOT主催で、「良きレポートとは」「あるべきビジネススクールとは」の2テーマで、共同シンポジウム開催、外部講演10強でした。

 

振り返ってみれば、平成は、Flat Growth時代でしたが、これからのIoT時代に、「HoS(Human network of Sprits)=志と魂を繋ぐ、心を通わす」をモットーに頑張りたいと思います。皆様の一層のご指導ご支援賜りますようお願い申し上げます。

 

 若 林 秀 樹