恒例の研究開発成果披露会が2月14日9時半より本社にて開催され、質問もした。マスコミと投資家アナリスト合同。1981年より開催され、今回は、34回目という。この長きに亘り、こうした会を継続しているのは、他に、日立、富士通くらいであり、高く評価したい。出席者は、杉山新社長、開発本部長の藤田常務、皮籠石常務。杉山社長より挨拶の後、藤田常務よりプレゼンが30分強、質疑、その後、自由に展示見学、所用があり、滞在は10時半までとなり、全部は回れなかった。
幅広い展示
今回も、説明員が丁寧親切熱心、かつ積極的で感心する。ホスピタリティが素晴らしい。
展示内容も、流行りのAI、IoTから地味なモノ作り系まで、多岐にわたっていた。今回22テーマ(昨年20)、新規発表が6(同7)だった。例年、類似のテーマが半分、全く新しいのは半分というイメージだ。昨年、関心があったが、展示が無かったものも数例あり、気になる。
https://www.circle-cross.com/2018/02/22/三菱電機のr-d説明会-2月15日開催-とトップ交替発表-2月21日/
研究開発戦略体制
研究開発の基本方針は不変であり、ソサイティ5.0実現、SDGs目標達成に貢献、変革と持続的成長が目的である。
質疑
同社は、米にも中国にも研究拠点があり、米中摩擦の影響が気になるが、現状では具体的な問題にはなってないようだ。しかし、同社の研究テーマは、AIや通信など防衛上にも重要な技術も多く、情勢次第で、対応も必要だろう。
豊富な展示コーナー
展示コーナーは22ブース、昨年同様、スマート生産、スマートモビリティ、快適空間、安全安心インフラ、共通技術の5部屋に分かれて展示。それぞれの分野で、AI、ネットワーク、通信、メカトロ、デバイスと多岐に及ぶ。http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2019/0213.html