日経新聞4月4日朝刊に、3メガバンクが東芝メモリ(TMC)に1兆円融資と報道、DBJも3000億円の優先株を引受、他方、INCJは出資しない模様。TMCは、アップル等優先株38%を5800億円で買い戻し償却。その後の出資比率はベイン35→56%、東芝25→41%のようだ。概要は、2月21日の報道に近いが、詳細は不明だ。https://www.circle-cross.com/2019/02/22/東芝メモリ-tmc-が今年9月上場か-dbj出資報道/
これまでは、東芝も政府も、日本企業の出資比率50%以上に拘っていたように感じたが、今回、ベインの出資比率が50%を超え、事実上、外資ということになるが、近く、上場なら問題ないということだろうか。また、SKハイニックスの持分なども不明である。さらに、上場に際し、NAND価格下落による企業価値低下をどう織り込むのかが不明である。昨年春なら2兆円の価値だが、現在なら1兆円だろう。