令和時代に平成時代の天皇のリーダーシップを考える

 

平成から令和の移り変わりに、マスコミなどを通じての感想だが、改めて、日本人の精神性に驚いた。変化は、天皇の交替であり、元号の変化であり、特に後者は西暦では何も変わるものではないが、大晦日のような盛り上がりである。

 

改めて、国民や日本の自然を、御自身のことと認識され、その役割を実行された方であった。その存在が、戦争の抑止力であり、世界から日本への信頼感にもなっていたように思う。

 

さて、こうした平成時代の天皇のリーダーシップは、旧くて新しいリーダーシップである。

 

リーダーシップ論は、経営学アカデミックでも、古くて新しい話題であり、デジタル化やインターネットなどの変化の中で、フォロワーシップだとか、新しい考え方が出てきている。しかし、最新の科学技術だけでなく、こうした平成時代の天皇や、宗教家や天皇や国王のリーダーシップも含めて、考察されるべきではないか。平成時代の天皇の「リーダーシップ」は、経営者が学ぶべき面は多く、経営学の研究対象にもなるだろう。