ニコン3Q決算(2月6日)は静か

 

ニコンの3Q決算26日に参加した。今回は、業績修正はないが、中国コロナウィルスの影響は不透明で織り込まず。いつもより、参加者少なく、質問も僅かだった。岡CFOがプレゼン、経営企画の萩原氏、映像の池上氏、財務の奥村氏が参画。岡氏がやや疲れた印象。

 

論点

 

映像では、リストラ動向が関心事であるが、3Qの広告宣伝費がy/y3040%はサプライズでリストラ進展。ミラーレスはいいが、一眼レフは厳しい。

 

製造装置では、FPDが不透明。半導体は、5nm7nm向けキャパ拡大の建屋CR投資が優先され、10nmが控えられ、マイナス影響の可能性。

 

ヘルスケアでは、網膜画像診断機器が3Q累計で過去最高であり、採算も改善で、期待したいが、質問はない。会社側も、少しアッピールすべきだろう。また、光造形など新規事業への関心は薄いようだ。