コロナウイルスショック下方修正

 

コロナウイルスショックの業績影響が気になるところだが、先週は、エレクトロニクス関係でも、20203月期の下方修正が出始めた。この3月期は、サプライチェーン混乱による機会損失やコスト増、原油など素材価格下落、ノレンや固定資産減損等が主だが、2020年度は、最終需要低下などが大きいだろう。

 

 先週では、ソニー、TDK、ウシオ電機、セイコーHDなどだが、エレクトロニクス以外では、JFEや丸紅の減損による最終赤字転落が目立った。丸紅は、NP2000→赤字1900億円であり、石油ガスや穀物の減損が大きい。JFEも若干の黒字から、赤字1900億円、これは日本製鉄同様であり、厳しい。

 

 

 

以上から言えることは、まず、多くの事業で減損が相次ぎ、需要や生産で、欧米依存度のあるところも2020年度まで極めて厳しい。ソニーなど家電やクルマ、そのサプライチェーンの半導体やデバイス、また国内も、B2Cは厳しいだろう。国内中心のB2Bで、国内生産は、相対的にはまだましだが、今後のコロナウイルス感染収束次第だ。

 

甘めに見ても、スマホやクルマなど最終需要が20%減、国内の飲食旅館娯楽は半減、減損などもあり、一部の内需B2Bや中国向けB2B、医療関係等以外は、黒字の会社などありうるのだろうか。