米の死者は第二次世界大戦並みか

 

コロナウイルス感染が止まらない。特に米国では感染者は18万人を超えたが、米政府は、31日の記者会見で、専門家の見方として、外出を控える等の措置をとっても、死者が1024万人になる可能性が示唆された。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57497270R00C20A4000000/

 

 この数字は、第二次世界大戦並みである。当時の戦死者は42万人弱であり、当時の全人口の0.32%であった。他方、中国が感染者数8万程度、死者3300で留まっており驚きだ。第二次世界大戦では数千万人の死者であった。これは米国民にもショックであり、世界体制が変わるかもしれない。日本は300万人近いが、英、仏、イタリアなどは40万人程度であり、まさに、被害は、第三次世界大戦の如くである。

 

 日本も、数週間遅れで、同様の足取りを辿っている、感染者の数字は、出所により多少異なるが、NHKニュース等の31日のデータを2229人とした場合、過去のデータに基づいて、ロジスティク曲線で推計すると、下図のように、4月末に1万人を超え、収束は5月下旬に1.6万人である。

もちろん、今後、感染者数が毎日200人以上増えてくると10万人を大きく超えることになる。