ウイルス感染比率と人種の関連性~隠れた背景はBCG接種有無か

 

 コロナウイルス感染の国別の人数で、上位に、スペインやイタリア、アメリカ等、欧米の先進国が並んでいて、不思議に思った方は多いだろう。中国が感染ピークの頃は、欧では、アジアなど黄色人種や発展途上国の話と考え、人種差別もあった。https://globe.asahi.com/article/13108689

 

また、論文の中には、コロナウイルスの受容体となり易い「ACE2」というタンパク質に関連する遺伝子が日本人には多いため、日本人は感染し易く、イタリア人は少ないため、感染しにくい、というものまであった。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000022-nkgendai-life

 

 先進国で医療体制も進んでいる欧米の感染率が高く、中国や発展途上国が現状では低いのは、①遺伝子的な理由、②人種差による喉や肺などの構造差、③民族的や言語的な差(発音や呼気など)、④既に指摘されてるキスやハグ等のマスク慣習、⑤あとは、湿度や温度、などがあるだろう。

 

 そこで、国別の感染者数比率と死者数を調べてみた。

 

BCG接種

 その後、隠れた因果関係については、BCG接種(複数の株種あり、日本株やロシア株がいいようだろタイプがある)の有無ではないかという指摘を頂いた。これは、3月末から、下記などに掲載され、BCG地図にもあるように、日本人が感染しても重症化の可能性が低いと指摘している。