東京エレクトロン決算WEB説明会(4月30日)~マクロとの乖離

 

43017時半~18時半で初のWEB説明会。HPで視聴、質疑はWEBからで効率的であり、明確、多数、ただ顔の表情が見えない。

 

https://www.irwebmeeting.com/tel/vod/20200430/g67wb2kv/202003_4q_01_ja/index.html?_fsi=DLr8nxGT

 

常石会長、河合社長、布川CFO、ほぼ、質疑対応は河合社長、実績も上ブレ、今期はマクロ影響もあり、非開示だが、足元も強そうで、明るい印象。質疑は、ウイルスの影響、市況見方、一部、米国の対中国の新規制影響。マスコミ報道の経済状況とは大きく違う。

 

業績は減収減益ながら、上ブレ、今期は非開示

 

 2019年度は売上1.111.27兆円、OP22502372億円、NP17001852億円と、コロナ影響下でも、上ブレは立派だ。SPEは上ブレ、FPDは武漢封鎖もあり、期ズレ、キャンセルではない。あとは、オンサイトで対応。NANDも武漢封鎖で100億円未達だったが、ファウンドリがカバー。SPEの中では前期に比べ、ファウンドリ・ロジックが強く、メモリが一服、NANDが減り、プローバなど影響。フィールドソリューションは堅調。

 

2020年度予想は非開示だが、足元の強さとマクロ経済悪化による最終セット需要のアンマッチングの関係を見極め、適切な時期に開示するようだ。ただ、R&DCAPEXは増加させることからも、悪くないようだ。