東芝の株主提案とキオクシア売却

 

東芝が、キオクシア売却と日経新聞等が伝えている。キオクシアHD10月目処に上場を目指しており、上場後に売却、売却益の半分以上を株主還元の原資に充てる。半導体事業は業績のぶれが大きく、収益構造を安定させる狙いと解説している。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60593790Z10C20A6EA5000/

 

 会社側も株主総会資料で、その方向性を示している。http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/news/20200622_1.pdf

 

注目されるのは、親子上場の東芝テックについての言及であり、POS等は、データ事業であり、重要だが、プリンタ事業に関して、再編の可能性を示唆。また、エフィッシモ等の株主提案を反対した。

 

今回、人事面では、小林善光議長は退任、綱川会長は取締役会、平田CFOは執行側となり、車谷社長は、両方となった。より、監督と執行を分ける方向性である。

 

622日に、定時株主総会取締役選任案、株主提案に対する当社意見および株主還元方針に関する説明会をWEB開催した。http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/webcast/20200622.htm