コロナ都内で再び急増

日本のコロナ感染状況は4月中旬の簡単なロジスティク曲線予測通り(人数もタイミングも)5月に1.8万人で収束したが、緊急事態宣言解除後、再び、都内では急増してきた。今回は第二波ではなく、第1.5波程度で、第1波の燃えカスに火がついた、という感じだろう。5月までと異なり、今回は、歌舞伎町など夜の街のPCR検査もあり、新規感染者の意味合いが異なる。もし、5月までで、今回並みの検査をしていれば、もっと多かっただろう。前回は症状が出た人数、今回は症状が出ない潜在感染者の発掘だ。

 MOTでも6月からゼミに限り、リアルを始め、7月から、それ以外も特に対面が必要なものに限り、リアルを始めようという矢先、急拡大は、困ったことだ。特に、72日の100人超えは驚いた。感染者拡大の場合は、MOTの責任者として、ZOOM授業に戻さないといけないので、知事ではないが、日々、ウォッチ、情報収集、分析している。

 そこで、今回、5月までの状況は忘れ。61日からの都内の感染者に限って、ロジスティク曲線で分析、予測した。これからも、72日が、数字が異常値だけでなく、トレンドが変わるタイミングで重要な兆しだったことがわかる。

データは61日から72日まで、今後10日間、100人が続く前提(ケースA)とした。もう一つは、今後の人数を150200となった場合も考察した。