コロナ都内300人迫り、全国にも広がるが分かれる見方

東京都内の新規感染確認者拡大が続いている。が増えている。61日~717日までのデータからソルバーロジスティック曲線を求めると下記のようである。この二日間300人に迫ったことで、心配していたが、予測の点線の近傍で推移、前回710日と、それほど大きな差はなく、むしろ改善している。

 ピークのタイミングは、前回同様、8月中旬やや早め、ピークは、1450人、累計2万人強で、前回の1600名がピーク、累計3万人より低い。

 

このグラフからは、400人あたりまでで推移すれば、問題ない、ということになり、やがて収束することになる。むしろ、地方のクラスタが問題かもしれない。

給付金10万円で若者が夜の街へ

 今回のピークのトリガーが分からなかったが、若者が、給付金10万円支給をあぶく銭と考え、それまでの自粛のストレスを発散すべく、夜の街に駆け込んだというのが真相のようだ。

分かれる専門家の見解

 

専門家の間でも意見が分かれている。有名人である西浦教授や山中教授の10-40万人死ぬなどの発言は、根拠や前提が不明だが、国会答弁で注目された東大の児玉教授のエピセンタ理論、東洋経済で紹介された国際医療福祉大学の高橋泰教授の「感染7段階モデル」は興味深い。