村田製作所の1Q決算WEB説明会(7月31日)参加~基地局向け変化

73115時半~16時半より、ZOOMによるWEB説明会に参加。これまでは、テレコンだったが、今回は、初のWEB説明会だった。社長となった中島氏自らと、IRの南出氏が、机に並んで(透明の仕切りあり)、説明する形は村田も初であり、リアル感がある。ZOOMのチャット機能を使って、質問でき、質問者が、顔を出すところも工夫されている。時間の無駄もなく、音声も問題がなく、クリアだった。

業績~通期は不変

 2020年度1Qは、売上3268億円、OP513億円、NP396億円、生産は供給リスク備えや生産平準化を意識した在庫積み上げで、33603550億円と上振れ、受注が2935億円

 期初のアプリ別動向も、スマホ10%減、クルマ20%減など、不変だが、基地局が異変、クルマは7月から急回復へ。

基地局異変

 このところ、基地局向けは、好調で、4Qは早めの取り込みもあったが、一巡で、1Qは減少、今後リスクがありそう。

2021年度にミリ波も本格化

 5Gへの盛り上がりは強く、基地局インフラはこれからでも、端末では対応しようという動きもありそう。最近、スマホの買い替えサイクルが、2年から4-5年に延びており、新製品による需要喚起を意識し、ミリ波対応も必要なようだ。