フルヤ金属のコロナ禍でのリアル説明会に参加

8711時より、説明会に参加、質問もした。コロナ禍で、99%の説明会がWEBやテレコンで開催される中、リアルの説明会を実施したことに感謝し、敬意したい。社内でも様々な議論があり、準備も大変だったろうが、それだけの意味や意義はあったろう。

説明会場は、いつものサンケイプラザ3Fだが、通常の2倍の広さをとり、アルコール消毒やマスクは徹底、プレゼン者の前や、席の間は、透明シートを立てていた。質疑の際に卓上マイクを使い、手で触れないように配慮されていた。自身もリアルの説明会は、半年ぶりとなるが、改めて、ZOOM等と大きな差異を再認識した。特に、アイデアが沸き起こり、質問力が違ってくるし、プレゼンも議論も理解度合い、が全く異なり、驚きだった。

今回の注目点は、好調な業績動向、7月に公表された、FT-ECO触媒でのアングロ・プラチナム社とのJV設立、経産省グローバルニッチトップ2回連続受賞など。なお、コロナの影響は軽微だったようだ。

業績好調、種まきが実り、追い風も

 20206月期は、7月末に上方修正されえているが、期初→実績では、売上203228億円、GP5761億円、OP3337億円、NP2519億円と、コロナ禍で上方修正となっている。GP内訳は、電子159.1億円はSAW5G向け期待外れ、薄膜は2526.6億円はHDD向けルテニウム好調、APCも堅調、センサ89.2億円はSPE向けが解体需要もあり、ケミカル1615.5億円は、OLED燐光材好調、電極もまずまず。

20216月期計画は、売上238億円、GP69億円、OP45億円、NP29億円。GP内訳は、電子10.5億円、薄膜32億円、センサ9.5億円、ケミカル17億円。

 CAPEX9.7から21.3億円を増強、土浦工場での触媒・低濃度リサイクル、市場滞留の回収案件を取込み。つくば工場のMRAM等ターゲット増強。Dep4.6から5.6億円、R&D4.6から6.6億円と増強。

FT-ECO触媒でアングロ・プラチナム社とJV

 今回、注目点は、南アPGM大手のアングロ・プラチナム社と、FT-ECO触媒でのJV設立であり、フルヤが、60%を出資、Furuya Eco Front technology社を設立、まだ売上は少ないが、B2CB2B市場に展開、

グローバルニッチトップ100選に連続選定

また、経産省のグローバルニッチトップ100社に連続選定、公募された249社から113社が選ばれたが、連続受賞は13社。