金融庁は、銀行による中小企業の事業支援を促す融資改革の中で、独自技術・顧客基盤など無形固定資産を評価し、一括して担保とする政策を議論する。見えざる資産の議論もあり、期待したいし、これが、本来の金融の大義だろう。「事業者を支える融資・再生実務のあり方に関する研究会」の設置について:金融庁 (fsa.go.jp)
「事業者を支える融資・再生実務のあり方に関する研究会(第1回)」議事次第:金融庁 (fsa.go.jp)
中小の無形資産、一括で担保に 独自技術・顧客基盤を評価 金融庁、融資改革で支援強化 :日本経済新聞 (nikkei.com)
もちろん、今の銀行、金融側に、そうした評価ノウハウがあるかどうかは疑問である。しかし、この制度の導入で、とりあえず、見えざる資産が、金額換算され数値化される意味は大きい。そこで、ダメなら、減損すればいい。その試行錯誤の中で、ノウハウも溜まり、精度も向上するだろう。