ウクライナ情勢に加え、東北震災でサプライチェーン混乱へ

ロシアウクライナ侵攻、SWIFT締め付けや半導体などハイテク57品目や軍事転用リスクがある工作機械など、対ロシアの輸出禁止も公表、これが中国に広がる可能性もあり、インフレ、エネルギー不足の中で、サプライチェーンが一層、混乱を極めるだろう。

 そして、316日の福島県沖の地震は、更にサプライチェーンを混乱させるだろう。半導体では、キオクシアの北上K1があり、不純物問題が一段落後であるが、不透明である。ウェハーでは、信越の白河、SUMCOの米沢がある。ウェハーは逼迫中であり、懸念される。また、村田では、宮城県にスマホ用チップインダクタ工場があり停止したようだ。

 これまでは、平時であり、サプライチェーンが混乱するのは異常時だったが、もはや、サプライチェーン混乱が平時となるかもしれない。米中対立を横軸にコロナを縦軸にマトリックスでサプライチェーンへの影響を考察したが、今や、横軸は、ロシアvs NATO諸国であり、これが、かつてのように、ロシア中国vs西側になってくるかもしれない。サプライチェーンや経済圏の全面見直しが必要だ。

 

 日経経済教室39日に早稲田大学戸堂教授の国家安全保障と半導体サプライチェーンに関する論考がある。過度な国内回帰、供給網弱く 経済安全保障の焦点: 日本経済新聞 (nikkei.com)