大河内賞に見る技術トレンド

68回(令和3年度)大河内賞受賞業績・受賞者一覧は、記念賞1件、 記念生産特章1 記念技術賞4件、記念生産特賞1件の計7件であった。記念賞は、日立による「EV/PHV向け直接水冷型両面冷却パワーモジュールによる小型高出力インバータの開発」、記念生産特賞は、パナソニックによる「導電性高分子を採用したデジタルインフラ向け高性能アルミニウム固体電解コンデンサの開発」、記念技術賞は、JFEスチールによる「国土強靭化に資する環境対応型高耐震性高強度鋼板の開発」、塩野義製薬による「新規メカニズムに基づく抗インフルエンザ薬の創製と開発」、東芝による「リチウムチタン酸化物負極を用いた高入出力、高安全性長寿命大型二次電池の開発」、東レによる「電動自動車向け高耐熱コンデンサ用二軸延伸ポリプロピレンフィルムの開発」、記念生産賞は、日本製鉄による「過酷な環境に適応した計測・制御による高強度鋼板の熱間圧延技術」であった。公益財団法人 大河内記念会 (okochi.or.jp)