新しい資本主義の中での3階層の位置づけ

新しい資本主義を、長沼慎一郎のフレームワークで考察する。

投資家層と企業家層と労働者層

 

経済的経営的に何が正しいかの判断は氏によれば、投資家層、企業家層、労働者層の3層構造の中で、その2者が同盟を組み、もう1者と闘う中で、変わってきたという。富の配分の状況変化の中で、2層が新たな「正義」を打ち立て同盟、1層と対抗するという3階層に属する勢力の構造だが、要は、富の配分が過度に歪になった時に、構造も経済ルールも変わるのであるという。