アンリツの決算説明会28日開催

アンリツの決算説明会が428日オンラインで開催、プレゼンは窪田CFOによる業績概要の後、濱田社長による5Gの最初動向であった。質問はサプライチェーンやメタバース等。

業績

 業績は、2021年度は受注1107億円、売上1054億円、OP165億円。主力の通信計測セグメント4Qで国内受注が期待外れ、部材確保は進んだが、中国ロックダウンで通関の物流停滞で同地域納入も遅れた。セグメント売上は770733億円と、OP152億円は下振れ。

 2022年度は、売上1150億円、OP190億円、通信計測が売上780億円、OP175億円、為替前提は120円と保守的。通信計測は、アメリカ(Cバンド)および欧州5Gサービスエリア拡大に向けた5G開発用測定器需要を見込み、アジア、アメリカにおけるIoT/自動車関連の測定器需要にも期待。サプライチェーン面では、部材確保については、1Q/2Qの部品確保はある程度見通せているが長納期化のようだ。

5G/6G