半導体サプライチェーン最不足は人財

導体サプライチェーンが話題になっているが、最も不足は人財だ。日経の51日の記事は、リクルートによるデータを紹介、2021年度の求人数は2012年度比10倍、同社の井上和真氏(MOTの若林ゼミOB)によると「経験者は採用難で、需給逼迫は続く」という。TSMCジャパンでは給与水準は国内企業の12割、台湾採用なら2倍、熊本でのJVは新卒採用の月給28万円で、国内Dr以上という。日本企業は2010年頃からリストラもあり、「電子部品・デバイス・電子回路」で2544歳の従事者数は、38万人から24万人に減った。半導体技術者の求人急増 国内の昨年度、12年度比10倍に: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 経産省の半導体デジタル戦略検討会議やJEITA半導体部会っでも人財強化を謳っており、九州はじめ、強化を進めている。

 現在の半導体不足で最も足りないのはウェハーであり、2024年まで難しく、アナログパワーも不足が深刻だが、もっと大変なのは人財だろう。