芝浦メカトロニクス決算(5月12日)~過去最高へあと一歩

 去る512日に決算説明会、HPに録画と質疑応答要旨が開示されている。今村社長によるプレゼン。来期や製品詳細について関心が高いようだ。

業績は上振れ、中計も達成

 2021年度業績は、受注709億円と好調、売上480493億円、OP42.550.5億円、NP2529.8億円、FCF78億円。人件費アップ、R&D費アップの中で、OP10%超え、GP34%ROE12.8%は立派。SPEが上振れ、FPDは計画通り、ヘルスケア受注あり。受注700億円超は久しぶり。材料など不足の影響は少な目か。

2022年度は、通期は売上560億円、OP67億円、NP51億円、利益では最高益更新が視野(2004年度、売上885億円、OP88億円、NP51億円)に入ってきた。質では、OP12%ROE19%と過去最高。半導体が前後工程共に好調、中計目標の売上510億円、OP51億円、ROE13%を上回る。

 

グローバルニッチトップ実績、IMEC参加、他社連携増える