5月11日決算説明会及び質疑を視聴。コメントは久しぶりである。プレゼンは、決算実績が近藤CFO、事業環境と業績予想が廣江CEO、視界は乙部IR室長、質疑は、業績詳細と2023年動向とシェアなど。
業績は最高益更新
2021年度業績は、売上4118億円、OP612億円、NP454億円、過去最高益更新。SPEは売上3193億円、OP628億円へ。SPE四半期受注は1000億円超が続き、過去最高、受注残も2000億円が間近で過去最高更新へ。SPE受注は当面1000億円超えが続く模様。台湾などファウンドリ強く、DRAMも好調、中国はやや弱い。FTは、OLEDはピークアウト。部材不足やコストアップは、早期調達やVEやCDで対応。シェアややダウンはDRAMで他社が伸ばす。
2022年度は、売上4600億円、OP745億円、NP500億円、SPEは売上3720億円、OP780億円。得意のファウンドリが旺盛な設備投資意欲。WFE市場伸び15%以上、105bil$以上見込む。CAPEXは前年の134億円から260億円、Dep95億円から102億円、R&Dは240億円から290億円。SPE売上4200億円に応えられるように、彦根に新工場S³-4が2023年1月稼働。
中計Value Up 2023
中計では、売上4000億円以上、OPM15%以上、ROE15%以上などを掲げていたが、OPMはほぼ、あとは既に上回った。これを受け7月に新計画を開示の模様。