最近人気のイノベーター

最初の授業で、自己紹介を兼ね、自分の好きなイノベーター、自分が起こした(起こしたい)イノベーションをあげ、12分で発表してもらうことにした。人間は自分の好きなことや、やった成果を話す時、幸せを感じ、その人の良い面が出る。かつ、自身でイノベーションを定義、イノベーションに関して具体的に考える契機になる。同時に聞く側は、色々なイノベーションのケーススタディともなる。まさに社会人のMOTならでこそ、可能である。一般論の座学より遥かにためになるだろう。

 

 この形式にして4年目だが、年々、好きなイノベーターの傾向が変わってくる。自社の創業者や、エジソン、アインシュタインなど科学者や、本田宗一郎や、松下幸之助、さらに、ジョブス、マスク等だったが、最近は、スポーツ選手や音楽家、さらには、信長から中臣鎌足など歴史上の人物、イノベーターというより偉人が増えている。年々、音楽家等は知らない方も増える。スポーツ選手や芸術家も確かに、話を聞くとなるほど、偉大なイノベーションを起こしたと納得する。