日本電子(JEOL)の決算説明会(5月13日開催)

去る513日に決算発表、525日にリアルで説明会が開催、参加できなかったが、コメントしたい。業績好調、70年目の転進が実績出ている。栗原氏が代表取締役会長議長、大井氏が代表取締役CEO社長、新たに「世界の科学技術を支えるニッチトップ企業」というメッセージが出された。

業績は今期最高益更新

2021年度は受注15591712億円、受注残887936億円、売上12801384億円、OP98141億円、NP74123億円と上振れた。部品不足の影響は軽微だった。

2022年度は受注1750億円、受注残1141億円、売上1525億円、OP195億円、NP137億円と更に最高益更新中。為替が115円前提、為替感応度が1円で5億円ゆえ、125円前提なら、OP245億円、135円なら、計算上、実に295億円となる。

理化学は好調、産機は、マスク描画も電子銃も極めて強い。医用は富士レビオ向けのコロナ特需は一巡だが生化学は強い。理化学はOP二桁間近。産機は40%超え。

中計と更なる発展

 

2024年度の中計は、売上1700億円、OP240億円だが、為替次第では、今期達成可能になり、単純経産では、2024年度はOP350億円も可能だ。